命をむすんでいくということ

  09, 2016 21:00
次第に風も涼しくなり、秋の気配を感じるようになりました。秋冬作の準備と作付とてんてこまいだというのに連続して次から次へとやってくる台風……。そして天気が芳しくない日が続きまたしてもやってくる台風。そして台風。

鬼ですね。

そんな雨の日には家仕事です。

おむすび農園では一部自家採取をしており、夏の野菜は種取りをするものが多いです。
キュウリ、トマト、ピーマン、ナス、ズッキーニ。こういった果菜と呼ばれる野菜は未熟な状態で収穫しています。
普段私たちが食べている野菜たちのすがたは未熟な状態です。
完全体ではないのです。フリーザの変身前みたいなもんです。
普段食べる野菜の中に、もちろん種はガシガシ入っているのですが、未熟なので種も小さく、丸ごと食べても気にならないくらいです。
それがだんだん熟してくると野菜の中で種も成熟していきます。

たとえば。

ピーマンの断面図比較写真右側が普通に食べる緑色のピーマン。左側が熟して赤くなったピーマン
ピーマンは完熟すると赤くなるのです。
そして種をよくよく見ると、緑ピーマンの方はまだ白く平べったいのに対して、赤く熟したピーマンの種は黄色味を帯びていて、少しふっくらしているのがお分かりいただけるでしょうか。

ちなみにこのピーマンの種。一個のピーマンに何粒くらい入っているのだろうか。
そう思うでしょう。私も思いましたとも。
………数えましたよ!正解は最後に。



今回はナスの種取りの様子をちょっとだけお見せします。

ナスの種取り001
写真の下に写っているのが普段収穫しているナス。その倍くらいの大きさなのが種とりをするナスです。成熟したものを収穫した後でさらに熟成させ、色も若干黄色味を帯びています。


ナスの種取り003
触ってみるとふにゅっという具合に種が入っているところが柔らかくなっていきます。ナスを縦割りにするとこんな感じ。下の方に熟成された種が集まっています。普段食べるときは黒いポツポツにしか見えない種もここまで存在を主張してきます。



ナスの種取り004中の実を洗い流しながら種を取っていきます。ナスの種も結構な量です。
この一本のナスの中に種が何粒入っているか気になりますね。



ナスの種取り005洗い流した後で、浮いてくる実や種などを取り除いて、キレイに種だけが残りました。

…ちょっとこれを数えるのは心が折れそうなので止めておきます。



種を取りにくい野菜もありますので全部自家採取というわけにはいきません。
できるだけ、種をとれるものはなるべく種を取り、来年にまた播けるようにしていきます。
まだ2年目のおむすび農園ですが、5年、10年と続けていくうちに、農園の畑に合ったオリジナルの品種ができているといいなと思います。
命を未来にむすぶ農園として。

あ、ピーマン。
そう、ピーマンの種。
ピーマン種を数えたのは写真右側の「ブスタゴールドピーマン」という品種。こちらはもともとクリーム色のピーマンでした。こちらも完熟すると赤くなります。

一個のピーマンの中にどれだけの種が入っているのか。

それではどうぞ。

ピーマンの種取り数えました?  数えられました?

正解は 223粒 でした。(9/11...113粒のところ訂正です...(*´-`))

野菜たちはそれだけ子孫を残そうとしているのですね。



興味がある方はぜひチャレンジを。来年の夏休みの自由研究にもおすすめです。15分くらいで出来ます。
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